くろちく (黒竹)
| 学名 |
Phyllostachys nigra |
| 日本名 |
クロチク |
| 科名(日本名) |
イネ科 |
| 日本語別名 |
シチク(紫竹) |
| 漢名 |
紫竹(シチク,zĭzhú) |
| 科名(漢名) |
禾本(カホン,héběn)科 |
| 漢語別名 |
黑竹(コクチク,hēizhú)、烏竹(ウチク,wūzhú) |
| 英名 |
Black bamboo |
| 2023/07/21 蓼科笹類植物園「笹離宮」 |
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| 辨 |
Phyllostachys nigra には、次のような種内分類群がある。
キンメイハチク 'Flavescens'
サカサダケ 'Pendula'
ウンモンチク(タンバモンチク) f. boryana
ハチク var. henonis(淡竹・甘竹・平竹・毛金竹)
クロチク var. nigra(紫竹・黑竹・烏竹)
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| マダケ属 Phyllostachys(剛竹 gāngzhú 屬)については、マダケ属を見よ。 |
| 訓 |
和名・漢名・学名とも、稈が黒紫色であることから。 |
| 説 |
漢土原産。稈は初め緑色、翌年から次第に黒紫色の斑点から全面が黒く変り、3年目には全体が黒くなる。 |
| 誌 |
観賞用に植えるほか、笛などの工芸品の材料にする。 |
| 『花壇地錦抄』(1695)巻三「竹のるひ」に、「紫竹(しちく) むらさきいろのやうに見ゆる」と。 |
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