ほるとそう (ほると草)
| 学名 |
Euphorbia lathyris |
| 日本名 |
ホルトソウ |
| 科名(日本名) |
トウダイグサ科 |
| 日本語別名 |
コハズ(小巴豆)、クサホルト(草ほると) |
| 漢名 |
續隨子(ショクズイシ,xùsuízĭ) |
| 科名(漢名) |
大戟(タイゲキ,dàjĭ)科 |
| 漢語別名 |
小巴豆(ショウハトウ,xiaobadou)、菩薩豆、千金子(センキンシ,qiānjīnzĭ)・千兩金、拒冬、聯歩 |
| 英名 |
Caper spurge |
| 2009/04/30 薬用植物園 |
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| 2006/06/22 同上 |
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| 2008/07/21 薬用植物園 |
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| 辨 |
トウダイグサ属 Euphorbia(大戟 dàjĭ 屬)の植物については、トウダイグサ属を見よ。 |
| 訓 |
「和名ハほるとがるさうノ略、其種子ヨリ搾取セシ油ヲほるとがる油卽おりーぶ油に僞ル故ニ云ヒ、草ほるとハ木ノおりーぶニ對シテ云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。
なお、似た名を持つものにホルトノキがある。 |
| 小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)続随子に、「通名ホルトサウ コクドサウ チヤウセンヤナギ種樹家」と。 |
| 漢名續隨子(ショクズイシ,xùsuízĭ)は、「葉の中に葉を出だす。數數相續いて生ず。故に名づくと(本草綱目)。 |
| 説 |
ヨーロッパ原産。
東アジアでも早くから栽培されており、今日では遼寧・吉林・黑龍江・華北・華東・湖南・廣西・四川・貴州・雲南・臺灣などで栽培。
日本には、一説に約六百年前、一説に宝永(1704-1711)年間に渡来したという。 |
| 有毒植物、全草に有毒物質を含む。 |
| 誌 |
中国では、種子を千金子(センキンシ,qiānjīnzĭ)・續隨子(ショクズイシ,xùsuízĭ)と呼び薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.31-33 『(修訂) 中葯志』III/157-161 『全国中草葯匯編』上/807-808
種子から油を採り、今日では代表的な石油植物の一。 |
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