ちだけさし (乳茸刺)

学名  Astilbe microphylla
日本名  チダケサシ
科名(日本名)  ユキノシタ科
  日本語別名  アワユキソウ
漢名  乳茸刺(ニュウジシ,rŭróngcì)
科名(漢名)  虎耳草(コジソウ, hŭĕrcăo)科
  漢語別名  
英名  
2008/06/28 入間市宮寺

2008/07/10 入間市宮寺

 チダケサシ属 Astilbe(落新婦 luòxīnfù 屬)には、約20-30種がある。

  チダケトリアシ A.×amabilis 
チダケサシとトリアシショウマの雑種
  アスチルベ A. arendsii
  オオチダケサシ
(カラチダケサシ・シナアワモリソウ) A. chinensis(A.davidii,
         A.chinensis var.davidii;落新婦)
         
対馬・朝鮮・華北・東北・華東・両湖・ウスリー・アムール産 
         
『中国本草図録』Ⅰ/0092・『週刊朝日百科 植物の世界』5-277 
    var. koreana(朝鮮落新婦)
遼寧・吉林・黒龍江・長江中下流地方産 『中国本草図録』Ⅲ/1159
    ヤチマタチダケサシ var. paniculata(A.rubra var.divaricata)
    タンナトリアシ var. taquetii(A.rubra var.taquetii)
  ハナチダケサシ A. formosa(A.thunbergii var.formosa, A.nipponica)
  A. glaberrima
    ヤクシマショウマ var. glaberrima(A.japonica subsp.glaberrima, A.thunbergii
         var.terrestris)
    コヤクシマショウマ var. saxatilis
  タリホノチダケサシ A. grandis(A.chinensis var.koreana, A.koreana;
         大落新婦・華南落新婦・紅升麻)
華北・東北・華東・華南・西南産 
  ハチジョウショウマ A. hachijoensis(A.thunbergii var.hachijoensis)
  アワモリショウマ
(アワモリソウ) A. japonica 本州(中部以西)・四国・九州産 
  タイワンアワモリ A. longicarpa(長果落新婦)
 臺灣産
  ツクシアカショウマ A. longipedicellata(A.thunbergii var. longipedicellata)
  A. macrocarpa(大果落新婦)
安徽・浙江・福建・湖南産 
  アリサンアワモリ A. macroflora(阿里山落新婦) 臺灣産
  チダケサシ A. microphylla
    キレバチダケサシ var. riparia
鹿児島産 
  A. myriantha (多花落新婦・金毛七)
 『中国本草図録』Ⅶ/3139
  トリアシショウマ A. odontophylla(A.thunbergii var.congesta, A.congesta)
    バンダイショウマ var. bandaica(A.bandaica, A.thunbergii var.bandaica)
    ホソバテリアシショウマ var. oblongifolia
    ミカワショウマ var. okuyamae(A.thunbergii var.okuyamae, A.okuyamae)
  テリハチダケサシ A.×photeinophylla
チダケサシとアワモリショウマの雑種、箱根産
  モミジバショウマ A. platyphylla 
北海道産
  A. rivularis
    var. rivularis(溪畔落新婦・水濱落新婦・野高梁)
         
陝西・河南・西南・チベット・ヒマラヤ産 
    var. angustifoliolata(狹葉落新婦)
雲南産 
    var. myriantha(多花落新婦)
陝甘・湖北・兩廣・西南産 
  A. rubra(腺萼落新婦・虎麻・升麻・紅升麻・金毛三七) 四川・貴州・雲南・ヒマラヤ産 
  A. shikokiana
    シコクショウマ
(シコクトリアシショウマ) var. shikokiana(A.thunbergii var.shikokiana,
         A.shikokiana)
    ヒメシコクショウマ var. sikokumontana(A.thunbergii var.sikokumontana.
         A.sikokumontana)
    ツルシコクショウマ var. surculosa
  ヒトツバショウマ A. simplicifolia 
神奈川・静岡産
  A. thunbergii
    フジアカショウマ var. fujisanensis(A.fujisanensis)
    テリハアカショウマ var. kiusiana(A.kiusiana)
    アカショウマ var. thunbergii
     
 ユキノシタ科 Saxifragaceae(虎耳草 hŭĕrcăo 科)については、ユキノシタ科を見よ。
 和名は、「長野県の山地に住む人々はチダケ(傷をつけると白色の乳液を分泌する食用キノコの名前)を取るとこの草の茎に刺し持ち帰ることに由来する」(牧野)という。
 本州・四国・九州に分布。
 中国では、チダケサシ属の植物のうち、落新婦の根茎あるいは全草を 紅升麻と呼び、薬用にする。またそのほかの同属種も、多く薬用にする。
 日本では、日本産の3種
(アワモリショウマアカショウマトリアシショウマ)の根を 赤升麻と呼び、薬用にする。
 漢名を升麻、和名をショウマという植物については、Click here!
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 夏之部」に、「升麻 初。あわもりのことくにて、ふちいろ也」とあるものは、或はチダケサシか。


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