どくぜり (毒芹)
学名 |
Cicuta virosa |
日本名 |
ドクゼリ |
科名(日本名) |
セリ科 |
日本語別名 |
オオゼリ、ハナワラビ |
漢名 |
毒芹(ドクキン,dúqín) |
科名(漢名) |
繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科 |
漢語別名 |
走馬芹、野芹菜花 |
英名 |
Water hemlock, Cowbane |
2007/04/06 薬用植物園 |
2010/04/09 同左 |
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2008/05/08 箱根湿生花園 |
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辨 |
ドクゼリ属 Cicuta(毒芹 dúqín 屬)には、北半球に3-10種がある。
ドクゼリ C. virosa(毒芹)『中国雑草原色図鑑』148
ヒメドクゼリ f. angustifolia(C.virosa var.stricta;狹葉毒芹) 『中国本草図録』Ⅸ/4262
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セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。 |
訓 |
和名・漢名は、セリ(水芹)に似て毒があることから。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・河北・陝甘・四川・モンゴリア・極東ロシア・シベリアから、広く北半球の温帯に分布。
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全草にシクトキシン(C:毒芹毒素)という痙攣性の神経毒を持つ。
セリ・ワサビなどと似ているが、誤って食うと死ぬことがある 有毒植物。 |
誌 |
地下茎の芽は筍(たけのこ)に似ており、延命竹・万年竹などの名で観賞に供することがあるという。
中国では、根茎を薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/597 |
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