きんみずひき (金水引)
学名 Agrimonia pilosa var. japonica (A. japonica) 日本名 キンミズヒキ 科名(日本名) バラ科 日本語別名 シシヤキグサ、クソボコリ 漢名 龍牙草(ﾘｮｳｶﾞｿｳ,lóngyácăo) 科名(漢名) 薔薇(ｼｮｳﾋﾞ,qiángwēi)科 漢語別名 仙鶴草(ｾﾝｶｸｿｳ,xiānhècăo)、脱力草、狼牙草、金頂龍牙、黄龍尾、毛脚茵 英名 Hairvein agrimony
2009/03/15 さいたま市 田島が原 2006/03/26 野川公園自然観察園
2007/08/07 田島が原
| 2013/08/03 長野県蓼科山 |
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| 2008/08/29 群馬県 浅間高原 |
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2008/10/09 入間市宮寺
2005/11/07 田島が原
| 辨 | キンミズヒキ属 Agrimonia(龍芽草 lóngyácăo 屬)には、世界に15-20種がある。 チョウセンキンミズヒキ A. coreana(A.velutina, A.pilosa var.coreana, A.pilosa var.simplex;托葉龍芽草･朝鮮龍芽草) セイヨウキンミズヒキ A. eupatoria(歐洲龍芽草) subsp. asiatica(大花龍芽草) 西&中央アジア･西シベリア･新疆産 subsp. eupatoria 北西アフリカ･歐洲･西アジア産 subsp. grandis 南&東歐洲･歐洲ロシア･イラン産 ヒメキンミズヒキ A. nipponica(A.pilosa var.nipponica;日本龍芽草) var. occedentalis(小花龍芽草) ラオス産 アイノコキンミズヒキ A. × nippono-pilosa A. pilosa(龍芽草) キンミズヒキ var. japonica(A.japonica) ケキンミズヒキ var. nepalensis(A.pilosa var.japonica f.nepalensis; 黃龍尾･尼泊爾龍芽草･絨毛龍芽草)『中国本草図録』Ⅱ/0593 華北･華東･兩湖･兩廣･四川･貴州･雲南･チベット･ヒマラヤ･インドシナ･ジャワ産 シベリアキンミズヒキ var. pilosa(龍芽草･疎毛龍芽草) 朝鮮･漢土～中&北歐洲産 『中国雑草原色図鑑』89 ダルマキンミズヒキ var. succapitata(A.noguchii f.succapitata) オオキンミズヒキ var. viscidula(A.noguchii, A.viscidula, A. striata subsp.viscidula;粘龍芽草) 『中国本草図録』Ⅷ/3626 ウスゲキンミズヒキ f. subglabra |
| バラ科 Rosaceae(薔薇 qiángwēi 科)については、バラ科を見よ。 | |
| 訓 | 「和名ハ金水引ノ意ニシテ瘦長ナル黃花穗を金色ノ水引ニ喩ヘシ者ナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
| 漢土では、オミナエシにも龍牙の名がある。なお、牙･芽は音通。 | |
| 説 | 北海道･本州･四国･九州･朝鮮･臺灣･漢土･南千島･樺太･ウスリー･インドシナに分布。 |
| 誌 | 嫩葉は食用にする。 |
| 中国では、A. pilosa の全草を仙鶴草(ｾﾝｶｸｿｳ,xiānhècăo)と呼び、地下の冬芽を鶴草芽(ｶｸｿｳｶﾞ,hècăoyá)と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.25-28 『全國中草藥匯編 上』pp.277-278 『(修訂) 中葯志』IV/277-284 日本では、キンミズヒキの全草を 龍牙草(りゅうげそう)と呼び、薬用にする。 |
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