つぼくさ (壺草)

 学名  Centella asiatica (C.boninensis, C.asiatica var.boninensis, C.asiatica f.crispata)
 和名  ツボクサ  
 科名(和)  セリ科 
  別名(和)  クツクサ(履草) 
 漢名  積雪草(セキセツソウ,jīxuěcăo) 
 科名(漢)  繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科  
  別名(漢)   
 英名   

2024/03/09 薬用植物園 
2022/06/05 同上

 ツボクサ属 Centella(積雪草 jīxuěcăo 屬) 世界の熱帯・亜熱帯に約20-50種がある。

  ツボクサ(クツクサ) C. asiatica(積雪草・崩大碗・落得打・雷公根・馬蹄草)
         『中国雑草原色図鑑』148・『中国本草図録』Ⅱ/744
   
 セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。   

 「和名壺草ハ畢竟庭草ノ意ニシテ庭傍等ニ生ズルヨリ云フ、而シテ其花形靫(ウツボ)ニ似タレバ云フト謂フハ非ナリ、くつくさハ履草ノ意ニシテ其葉形馬ノ藁履(くつ)ニ似タレバ云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。 

 『本草和名』積雪草に「和名都保久佐」と。『倭名類聚抄』積雪草に「和名豆保形久佐」と。

 本州(関東以西)・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・兩湖・兩廣・陝西・四川・貴州・雲南から旧世界の熱帯・亜熱帯に分布。  

 中国では、全草を積雪草(セキセツソウ,jīxuěcăo)と呼び薬用にする。『全国中草葯匯編』上/707 『(修訂) 中葯志』IV/566-569 
 湖南では、金錢草として薬用にする(正品は Lysimachia christinae)。『全国中草葯匯編』上/539 『(修訂) 中葯志』IV/110 


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