摽有梅
(ひょうゆうばい)

作品名  摽有梅
収載書名 『詩経』「国風・召南」 
訳者名  白川静
訳書名 『詩経国風』(『東洋文庫』518)
刊行年代  1990
 その他  投果の俗を歌う。歌合戦やかがいのときに果物を対手に投げつける習俗があった。
 
摽有梅
其実七兮
求我庶士
迨其吉兮

摽有梅
其実三兮
求我庶士
迨其今兮

摽有梅
頃筐墍之
求我庶士
迨其謂之
 
 
摽
(なげう)つに梅有り
其の実七つ
我を求むる庶士
其の吉なるに迨
(およ)べ

摽つに梅有り
其の実は三つ
我を求むる庶士
其の今なるに迨べ

摽つに梅有り
頃筐
(けいきやう)に墍(つ)きたり
我を求むる庶士
其の之を謂うに迨べ
 
 
梅を投げる
その実は七つ
わたしをほしいと思うひと
それチヤンスよ

梅を投げる
その実は三つ
わたしをほしいと思うひと
それ今なのよ

梅を投げる
残りはもうない
わたしをほしいと思うひと
さつさとお謂いよ

 
 詠いこまれた花   ウメ



跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜サイト TOPページへ カワニナデシコ メナモミ クサボタン 文藝譜index 中国(先秦)index