うつぼぐさ (靭草) 

学名  Prunella vulgaris subsp. asiatica var. lilacina (P.vulgaris subsp.asiatica, P.asiatica)
日本名  ウツボグサ
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  カコソウ(夏枯草)
漢名  夏枯草(カコソウ,xiàkūcăo)、山菠菜(サンハサイ,shānbōcài)
科名(漢名)  脣形(シンケイ,chúnxíng)科
  漢語別名  棒追草、鐵色草、大頭草・大頭花、夏枯頭、燈籠花
英名  Selfheal
 2019/08/12 長野県富士見町入笠山
 

2007/04/19 薬用植物園

2007/05/22 小石川植物園

2007/06/07 薬用植物園

2008/07/24 長野県蓼科山

2007/08/13 薬用植物園

 ウツボグサ属 Prunella(夏枯草 xiàkūcăo 屬)には、北半球の温帯を中心に7-8種がある。

  タイリンウツボグサ P. grandiflora(大花夏枯草)
  タテヤマウツボグサ P. prunelliformis
  P. vulgaris
    セイヨウウツボグサ ssp. vulgaris(歐夏枯草・夏枯草)
 『中国本草図録』Ⅵ/2812
    ウツボグサ ssp. asiatica(var.lilacina,P.asiatica;夏枯草・山菠菜)
      ミヤマウツボグサ var. aleutica(P.japonica)
         
北海道・本州中部以北・極東ロシア・アリューシャン・アラスカ産
      subsp. hispida(P.hispida;剛毛夏枯草) 雲南・西藏・インド産 『中国本草図録』Ⅴ/2294
      ナンコウツボグサ var. nanhutashanensis
      タイワンウツボグサ var. taiwaniana 
   
 シソ科 Lamiaceae(脣形 chúnxíng 科)については、シソ科を見よ。
 和名は、花穂の形を靭(うつぼ)と見なしたもの。
 漢名夏枯草は、夏になると 花穂が黒く枯れることから。
 菠菜は、ホウレンソウ
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)夏枯草に、「和名宇留比」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)夏枯草に、「和名宇流木」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11
(1806)に、「夏枯草 ウルキ」「ウツボグサハ一名スイスイバナ江州 スイスイ同上 スイバナ佐州 スモトリ濃州 ウシボクト長崎 ヒグラシ豫州 シビトバナ和州 シビトノマクラ 狐ノマクラ倶ニ同上 ウバチコ奥州 ウバノチ同上 トリゲグサ ヤリバナ マツカサグサ雲州」と。
 北海道・本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・華東・山東・山西・東北・極東ロシアに分布。
 中国では、嫩茎・嫩葉を食用。
 枯れて黒くなった花穂・全草を夏枯草・夏枯球・夏枯花と呼び、薬用にする。
『中薬志Ⅲ』pp.354-357、日本薬局方 
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 夏之部」に、「うつぼ草 初。花、むらさき」と。



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