にわうるし (庭漆) 
学名  Ailanthus altissima
日本名  ニワウルシ
科名(日本名)  ニガキ科
  日本語別名  シンジュ(神樹)
漢名  臭椿(シュウチン,chòuchūn)
科名(漢名)  苦木(クボク,kŭmù)科
  漢語別名  椿樹(チンジュ,chūnshù)・南方椿樹、樗(チョ,chū)、鬼目(キモク,guimu)
英名  Tree of Heaven
2005/09/04  昭和公園
 ニワウルシ属(シンジュ属) Ailanthus(臭椿 chòuchūn 屬)には、次のようなものがある。

  ニワウルシ A. altissima(臭椿・樗木)
    タイワンニワウルシ var. tanakae(臺灣臭椿)
  モルッカシンジュ A. moluccana
 インドネシア東部モルッカ諸島産 
  A. triphysa(嶺南臭椿)
福建・両広・雲南・インドシナ・マレーシア・インド産 
   
 ニガキ科 SIMAROUBACEAE(苦木科)については、ニガキ科を見よ。
 椿(チン)の字をツバキにあてるのは日本のみ(一説に国字という)。
 中国では椿(chūn)は、センダン科の落葉高木チャンチン Toona sinensis(香椿・椿・紅椿・椿樹・春芽樹)や、本種などを指す。
 漢名を樗(チョ,chū)というものは、ニワウルシまたはセンダン
 属名は、モルッカシンジュ A. moluccana の現地名アイラント(「天の木、天に届く高木」)から。
 英名 Tree of Heaven、独名 Goetterbaum は、これを「神の木」と誤解したもの。和名シンジュ(神樹)は、その訳。
 中国原産、中国では各地(黒龍江・吉林・甘粛・寧夏・青海・新疆・海南島を除く)にあり、街路樹などとして植える。
 日本には明治10年頃渡来。
 雌雄異株。
 材は車両を作るなどに用い、樹皮からはカッチを作り、種子からは油を採る。
 樹皮(椿白皮・樗皮)・根皮・果実は薬用にする。
『中薬志Ⅲ』pp.459-463 
 『詩経』国風・豳風「七月」に、「九月は苴(しょ。アサの実)を叔(ひろ)ひ、荼(と。ニガナ)を采(と)り樗(ちょ)を薪にし、我が農夫を食(やしな)ふ」と。

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