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 こくてんぎ (黒檀木)
 
  
    
      | 学名 | Euonymus carnosus (E.tanakae, E.batakanensis) |  
      | 日本名 | コクテンギ |  
      | 科名(日本名) | ニシキギ科 |  
      | 日本語別名 | クロトチュウ(黒杜仲) |  
      | 漢名 | 肉花衞矛(ニクカエイボウ, ròuhuā wèimáo) |  
      | 科名(漢名) | 衞矛(エイボウ,wèimáo)科 |  
      | 漢語別名 | 野杜仲、四稜子 |  
      | 英名 |  |  
  
    
      | 2008/05/22 薬用植物園 |  
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      | 辨 | ニシキギ属 Euonymus(衞矛 wèimáo 屬)については、ニシキギ属を見よ。 |  
      | 訓 | 「和名こくてんぎハ黒檀木ノ轉訛。くろとちゅうハ黑杜仲ニシテ杜仲ハ一種ノ樹名ナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。 ただし、黒檀(こくたん)は、カキノキ属 Diospyros(柿樹屬)のうち、熱帯アジアに産する幾つかの樹木の総称で、良質な材であるいわゆる唐木(からき)の一。なかんづくコクタン(黒檀)と呼ばれるものは Diospyros ebenum、漢名は烏木(ウボク, wūmù)。いずれにせよ、コクテンギとは関係はない。
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      | 説 | 熊本・鹿児島・琉球・臺灣・華東・兩湖に分布。 |  
      | 誌 | 中国では、本種及び E. grandiflorus(大花衞矛)の根を痰薬(タンヤク,tányào)と呼び、薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/862-863 また本種の樹皮を杜仲の代用にする。
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