辨 |
Vitex negundo については、タイワンニンジンボクを見よ。 |
ハマゴウ属 Vitex(牡荊 mŭjīng 屬)については、ハマゴウ属を見よ。 |
訓 |
「人參木ノ和名ハ其葉形ニ基ク」(『牧野日本植物図鑑』)。すなわち葉の形がオタネニンジンに似ることから。 |
深江輔仁『本草和名』(ca.918)蔓荊に、「和名波末奈美比」と。 |
説 |
河北・華東・両湖・両広・西南に分布。
日本には、享保(1716-1736)年間に渡来(『本草綱目啓蒙』1806)。暖地では庭木として栽培。 |
誌 |
中国では、ニンジンボク(牡荊)をはじめ、いくつかのハマゴウ属の植物を薬用にする。ハマゴウの誌を見よ。 |
根・葉は牡荊子と呼び、薬用にする。 |